リーダーとしての自覚 平田「勝つことが必要」

中日・平田良介外野手(30)が11日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約交渉に臨み、6000万アップの1億8000万円で更改しました。言葉の端々にリーダーの自覚を感じさせた背番号6は来春のキャンプで今年同様に読谷で体をつくる考えを明かし、来季のタイトル獲得を目標に掲げました。(金額は推定)
契約更改で提示されたのは大島と並んで球団に在籍する日本人選手最高額の1億8000万円。求められるのはチームの顔、そして中心としての役割-。分かっているからこそ、平田選手の口からは自覚ある言葉が並びました。

「今年、森監督を退任させてしまったのは自分たちの責任。来年は監督が新しくなってチームも変わる。与田監督に5、6年とやってもらうにはチームが勝つことが必要になる。選手一人一人が考えてやっていかないといけない」。まるで己を奮い立たせるように語気を強めました。

すでに来季への準備も進めており、11月上旬に米・ロサンゼルスで自主トレを敢行。現在の体重はシーズン中より3キロほど重い90キロだが「2月上旬にはベストの87キロくらいまで持っていける」と自信をのぞかせています。過去には「一番太りやすい時期」と調整に苦労していたが、その姿はもうありません。

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