日本代表復帰を誓う

中日の平田良介外野手(30)が5日、日本代表復帰を誓いました。侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が単独インタビューで、平田選手に注目していると発言。平田選手はそれに呼応し、今季結果を残しての代表返り咲きへ強い意欲を見せました。

2019年の第一歩を、昨年と同様に愛知県豊田市内で踏み出しました。昨年は打率がリーグ3位でゴールデングラブ賞も獲得した平田選手でしたが、満足はしておらず、その視線は、さらなる高みを見据えています。今季の目標に掲げるのはタイトル獲得と全試合出場。そこに、新たなターゲットが加わっていました。

侍ジャパンの稲葉監督が単独インタビューに応じ、「実は非常に悩みました。(18年11月の)日米(野球)では選ばれなかったですけど、当然、五輪の代表に入れるものは十分持っています」と発言。来年夏のビッグイベントを見据えた指揮官の言葉に、やや驚きながらも素直に喜びました。

 「すごくうれしいです。日本の代表として、日の丸を背負えるのはすごく光栄なこと。そして、代表は自分を高めることをできる場でもありますし」

 来年の東京五輪は、プロ野球選手が初めて自国開催の五輪に出場する歴史的な大会となります。同監督は「ジャパンにまた入りたいという意識でやってくれたらうれしいなと思います」とも付け加えました。闘志に火が付いた平田選手は「まだまだだとは思いますけど、可能性があるということは、自分にとってのカンフル剤になります」と言葉に力を込めました。

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